iPhoneアプリ申請の道 Part3

2012/05/09

前回のブログではiTunes Connectでのアプリ申請の手順を紹介しました。
アプリ申請まであとちょっとです。
今回はXcode4.3を使ったアプリのアップロードです。

まずは申請するアプリのプロジェクトファイルを開きます。
プロジェクトの設定画面のBuild LocationsのPer-configuration Build Products PathにDistributionの項目を追加します。
同じくPer-configuration Intermediate Build Puroducts PathにもDistributionの項目を追加しました。
※これはディストリビューション用にプロジェクトファイルのアーカイブを作成するために必要なのだと思います。←違うかも。

また設定画面のCode SigningのCode Signing IdentityのDistributionの項目をiPhone Distributionに設定しました。

Step12

続いてProductメニューからArchiveを実行します。
成功したらOrganizerのArchivesの画面が開きます。

右側に”Validate”と””Distribute”のボタンがあるので、まずはValidateボタンを押してアプリの検証を行います。
iTunes Connectのユーザー名とパスワードを求められるので入力して実行してください。
検証が成功したらArchivesの画面にPassed Validationというステータスの項目が出来ます。

step13_Image

続いてDistributeボタンを押します。
※これが以前のXcodeのバージョンだと”Submit”ボタンでした。
App Storeで一般公開するのか、Ad-Hocなのか訊かれるので適切なのを選びましょう。
これでNextボタンを押すとプロジェクトファイルのアップロードが始まります。

Step14

アップロードができたらSubmittedというステータスの項目が出来ました。

ここまで済むとiTunes Storeから”Your app status is Waiting For Review”というメールが届きます。
iTunes Connectにアクセスしてみると確かにステータスが”Waiting For Review”になりました。
これはApp Storeの審査待ちの状態です。
大体一週間くらいで、このステータスが”In Review”に変わり審査が始まります。
※これもメールで通知が来ます。

審査が通れば、このステータスは”Ready for Sale”に変わります。

step15_image
では、審査が通らなければ…。
“App Submission Feedback”というメールが送られてきます。
そしてiTunes ConnectにアクセスするとRejectedの文字が…。
つまり審査が通らなかったわけですね。

“Resolution Center”というページをチェックすると、審査が通らなかった理由が書かれています。
申請を取りやめて、指摘された部分を改善をしてから再度アップロードしましょう!!



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