オン・ザ・ハンモックは2016年9月30日、写真にしゃべって記録するアルバムアプリ「ベルバム」をリリースします。
「ベルバム」は写真に音声とメモを記録できるアプリです。写真を表示して、その場で録音、または文書を作成して保存すれば、写真と一緒に音声・文書メモを記録することができます。これまでのアプリにはない大きな特徴は、音声/文書メモボタンを写真上のどこにでも自由に配置して保存できることです。これにより写真に写っている人物や風景、商品などにメモを配置することができます。
例えば昔から残っている古い家族の写真。その写真に写っている人物について覚えていることを家族で話せば、エピソードや人物像までを思い出の写真に記録しておくことができます。また、メモは文書でも記録しておくことができ、文書メモには音読機能があります。例えば「ベルバム」で料理写真と一緒にレシピメモを記録し、実際に料理を作るときは文書メモの音読を聞くということも可能です。
1つの写真に対して音声メモ、文書メモはそれぞれ3つ記録、配置することができます。例えば商品を説明する場合などは、複数のメモを説明箇所に配置して補足情報を付けて紹介することもできます。
「ベルバム」の企画はオン・ザ・ハンモック代表 桑村治良が講師を務めるアプリ開発講座「アプリ・クリエイターズ・ラボ」から生まれました。本講座では受講生それぞれがアプリ開発の基礎を学び、自分でアプリを企画し、実際に制作をするところまでサポートしています。「ベルバム」は同講座2期生の中村 拓也さんが企画・考案しましたが、故郷での就職などによりアプリ開発を行うことが難しくなり、オン・ザ・ハンモックで開発することになりました。メモに写真や音声ファイルを記録できるアプリはこれまでもありましたが、写真上の好きな場所にメモボタンを配置することができるアプリはまだ存在せず、当社ではその新規性に可能性を感じアプリとして商品化することにしました。
企画者の中村 拓也さんは「例えば昔の写真などはお爺さんやお婆さんの当時のエピソードを聞きながら見るのが楽しい。家族が集まって写真をスマートフォンやタブレットを使って見ることが多くなってきたが、こうした思い出話も保存できれば家族にとって貴重なものとなる。そういうアプリはまだない」と考え「ベルバム」を企画しました。この当初の企画意図に則り、「ベルバム」は大きな画面のタブレットでも使えるようにiPad対応アプリとなっています。また、画面や操作方法も子供からお年寄りまでが扱えるように設計しています。
オン・ザ・ハンモックでは、本アプリを様々な人に使って頂きたく無料アプリとしてリリースすることにしました。多種多様な用途を想定することができるので、引き続き機能強化などを行っていく予定です。
また当社では今後もアプリ開発講座/プログラミング教育を通して、アプリ開発のサポートを行っていきます。
ベルバム基本操作動画